最近あちこちで立ち飲み屋さんを見かけるようになりました。数年前までは立ち飲み屋さんなんて見たことなかったのですが、今は飲み屋街に行くと立ち飲み屋さんばかり目につきます。ニュースやテレビ番組などでもよく取り上げられている立ち飲み屋さん、何が魅力的なんでしょうか。
あまりお酒を飲まない私からすると、やはり立ち飲み屋さんは居酒屋などに比べて安くでサクッと飲めるので、結局低料金というところで人気となっているのかなあと思います。立ち飲み屋さんは、文字通り立ったまま店内でお酒を飲んだりつまみを食べたりするので、普通の居酒屋ほどの広さがなくても、狭いスペースで多くのお客さんを収容することができます。つまり、少スペースでもそれ以上のお客さんが利用できるということです。さらに、一般的な居酒屋さんと比べると回転率もいいようです。確かに、立ったまま何時間も飲むのはしんどいでしょうし、ある程度飲んだら早くお店を出ていくのは理解できます。お店側もコストがかからないのでメニューの料金を居酒屋さんよりも低く設定することができ、節約をしながらも飲みたいサラリーマンなどに人気なのでしょうね。
また、最近知ったのですが、立ち飲み屋さんは一人で入っていくお客さんも多いのです。仕事帰りに一人で立ち飲み屋さんに寄ってサクッと飲んで帰る、そんなサラリーマンや女性のお客さんも多いといいます。立ち飲み屋さんは狭い空間に多くのお客さんが入っていますから、隣同士のお客さんの間で会話が弾むこともあるようですね。自然に、フレンドリーに会話ができるというのが、立ち飲み屋さんの魅力の一つでもあるみたいですね。
私がついつい気になるのは立ち飲み屋さんの利益の出どころ。笑 いくら省スペースで回転率が良いからといっても少し価格設定が安すぎるのではないかと思ってしまいます。しかしよくよく考えてみれば、基本的に飲み物がメインで調理などもほとんどないので、まず人件費がかかりません。在庫に関しても、お酒は食材と比べると長持ちしますから無駄になることも少なく、総合的に考えて居酒屋よりもコストが低く経営できるようです。ただし、お酒の中でもビールは酒税のせいでどうしても原価が高くなってしまうので、ビールばかり出てしまうと利益がでにくくなるという性質があるようですね。